2011/09/18

「Inspired by Japan」 予想を大幅に上回る大盛況!

一体何人、来てくれるだろうか・・・?

・・・な~んて、思いはまったくの杞憂。抜けるような青空、ポカポカ暖かい春の日に、約150人が会場に詰めかけてくれました!「日本研究センター」のイベント8回目にして初めて、用意した食事がすべてなくなるという偉業(?)を達成。これまでは毎回大量の料理が残り、「すべてゴミになるのか」と心を痛めていたのですが、今回は料理が足らないという嬉しい悩み。(そして、ランチを食べ損ねた私。。。)

今日現在で、40枚以上の版画が売れました。開催期間はあと一週間弱。10月末にはケープタウンで展覧会を行います。

版画とTシャツの販売を手伝ってくれたのは、琉球古武術保存振興会ヴィッツ大学支部の6人。君たちがいなかったら、とてもできなかったよ。ありがとう!

ぴっくりしたのは、現金払いが多かったこと。中流以上は現金を持ち歩かず、カード支払い、ネットで銀行振込が殆どの南アフリカなので、会場にはパソコンを設置し、その場で銀行振込が出来るようにしました。ところが、一日が終わってみると、会計係マシュー君から渡された封筒がやけに分厚い。。。開けてみたら、現金がぎっしり!

現金を銀行に預金すると、バカにできない額の「現金預金手数料」(!?!)が取られるので、振込方法を考えないといけません。

ご来場の皆さま、小沢大使ご夫妻、大使館の皆さま、そして、素晴らしい演舞を披露してくれた琉球古武術保存振興会の皆さん。どうもありがとうございました!

写真を撮るのをすっかり忘れていたところ、南ア人の友だちがこれを送ってくれました。琉球古武術メンバーが小沢大使夫妻に「礼」をしているところ。南ア人の目には、面白く映ったようです。

2011/09/16

「Inspired by Japan」 オリジナルTシャツ 作りました!

明日、9月17日、いよいよ大パーティー!

会場:GIBS (Gordon Institute of Business Science)
住所:26 Melville Road, Illovo, Johannesburg
時間:12時-15時

85人分のランチを用意しました。GIBSの食事はおいしいですよ。お腹をすかせて来てくださいね。

素敵な版画の数々、一体何枚売れるでしょう? (あと200枚くらいあります。)

オリジナルTシャツも作りました。1枚120ランド。200枚限定です。

多くの寄付をいただければそれに越したことはありませんが、これを機会に日本に対する関心が少しでも高まれば・・・。

そして何よりも・・・待ちに待った夏の日差しの中で、楽しい土曜の午後を一緒に過ごしましょう!


2011/09/15

震災支援国際版画展「Inspired by Japan」 日本でも購入できます!

東日本大震災復興支援目的で、世界の版画家がひと肌脱いだ「Inspired by Japan」プロジェクト。アメリカ6都市でも展覧会開催。南アフリカでは9月23日までのジョハネスバーグに引き続き、10月末にケープタウンでも計画中。

でも、日本では買えないの?・・・という皆さま。

日本でも購入できます!

今月末、日本に出張することになりました。購入いただければ、作品をお持ちし、東京から発送します。

手順は、

1. このブログまたは「ばれんフォーラム」のウェブサイトで購入したい作品をチェック。

2. 長田宛てに、メールでその作品がまだあることを確認。(osadam@gibs.co.za)

3. お好みの援助団体に振り込み、2番のアドレスに振込書送付(1枚6千円)。寄付した団体名と配達住所を併せてお願いします。9月22日まで!

4. その作品を日本に持って行き、今月末、3の住所に郵送いたします。

「欲しい作品もあるし、寄付したい。でも、どんな団体があるの?」という皆さま。例えば、

日本赤十字社
アムダ (人間を扱うお医者さんの援助団体) 
日本獣医師会

など沢山あります。信頼できる団体に寄付をお願いします。

さて、以下の8点で、全ての作品をご紹介したことになります。

タイトル「Christ on the Cross」 アーチスト Aleksander Wozniak ポーランドから

タイトル「Friendship and Stregth」 アーチスト Renee Ugrin


タイトル「Living like Weasels」 アーチスト Ben Soller

タイトル「Silence」 アーチスト Guadalupe Vitoria メキシコから


タイトル「Tree #15」 アーチスト Andrea Starkey


タイトル「Tsunami」 アーチスト Gayle Wohlken

タイトル「Umi's Tears」 アーチスト Ellen Shipley 「海の涙」だそうです


タイトル(不明) アーチスト Melea Press

震災復興支援国際版画展「Inspired by Japan」 更にこんな作品も。。。

9月14日、JETROが企画した企業向けセミナー「South Africa-Japan Suppliers' Forum」を、日本研究センターも共同主催させていただきました。会場はGIBS。

プレトリアから参加した年配のアフリカーナ男性が、帰りがけに偶然目にしたこの絵に心を奪われ、その場で購入! 昨年11月に仕事で初めて日本に行ってから、すっかり日本びいきになったとのこと。

「ばれんフォーラム」のウェブサイトで作品の説明を見せたら、普通の木版画の手法とは違い、まず水彩で絵を描いて、その上から水をスプレーし、更にその上から白線の部分を版画したことを知って、しきりに感心していました。

土曜日は奥様同伴で、パーティーにいらしてくださるそうです。

 その他にも、こんな作品があります。

タイトル「After Hiroshige - Swallow and Bamboo」 アーチスト Barbara Mason プロジェクトの言いだしっぺ、バーバラさんの作品

タイトル「Gone」 アーチスト Jennifer Martindale

タイトル「Hope」 アーチストCarol L. Myers

タイトル「Kamakura Omikuji」 アーチスト Preston Lawing 地元新聞の記者が「これを紙面に載せたい!」と張り切っていました。

タイトル「Koi Climbing a Waterfall」アーチスト Erin K. Nolan 鯉の絵柄、多いですね。

タイトル「Namazu and Saru」 アーチスト Tom Kristensen 右上のサルはヘルメット、ガスマスク姿。原発作業ザル?


タイトル「San-gatsu (March)」 アーチスト Michelle Morrell


タイトル「Shaken Blossoms」 アーチスト Mark Mason サクラ柄も多いですね。

タイトル「The Black Swan」 アーチスト Sharri LaPierre ツル柄も多いかも。


タイトル「Tsunami Flowers」 アーチスト Mike Lyon

2011/09/13

震災復興支援国際版画展「Inspired by Japan」 そしてこんな作品も。。。

「日本」、それも「東日本大震災」がテーマと決まっているのに、そして手法が「版画」に限定されているのに、これほどバラエティに富んだ作品が集まるなんて。。。

人間の想像力・創造力は素晴らしい!

タイトル「Blue Heron Rising」 アーチスト Carole Dwinell


タイトル「East Wing」 アーチスト Raymond Hudson


タイトル「Halcyon」 アーチスト Sonia Jensen

タイトル「Reflection After Fruit」アーチスト Sarah Hauser


タイトル「Remember Japan」 アーチスト Gillyin Gatto


タイトル「Some Days」 アーチスト Aaron Gillette


タイトル「Still Missing」 アーチスト Bea Gold

タイトル「The Spirit Soars」 アーチスト Mary Grassell



タイトル「Thinking About Japan」 アーチスト Andy English

タイトル「Wish」 アーチスト Lynne Hubner

2011/09/12

東日本大震災支援国際版画展「Inspired by Japan」 こんな作品もあります

タイトル「A Taste of Tea」 アーチスト Louise Cass  4枚ありますが、全部刷り方が違います。


タイトル「Koi」 アーチスト Viza Arlington


タイトル「New Dawn」 アーチスト Barbara Carr

タイトル「Pond of Good Fortune」 アーチスト Chris Doogan

タイトル「Recovery」 アーチスト Diane Cutter

タイトル「The Sea The Sun」 アーチスト Oscar Bearinger

タイトル「Unceasing Dynamic Energy」 アーチスト Eileen Corder

タイトル (なし) アーチスト Angela Bachelor

タイトル「Water Lilies」 アーチスト Clare Caulfield

タイトル「Weeping」 アーチスト Linda Beeman

インドから2か月かかって版画到着!

2か月かかってインドから届いた「書留航空小包み」。取りに行こうとした当日、保管してある郵便局に強盗が入った。(「一難去ってまた一難 郵便局に強盗」)

翌日、なんとかその郵便局を見つけたところ・・・

ジョハネスバーグの郵便局が軒並みバージョンアップしている中、良く言えばクラシック。なんとも地味で古臭い。警備の全くない小さなショッピングモールにある、警備の全くない小さな郵便局。

ただ、地味でもそこは郵便局。切手や郵便為替は、実は現金と同じ。更に、銀行同様、貯金も出来るし、クレジットカードが使えない。つまり、原則として現金商売。結構、強盗にとっては魅力的なのだ。

昨日強盗が入ったばっかりで、さぞかし警備が固いのでは・・・と思ったのは素人の浅はかさ?

5つある窓口のうち、職員がいるのはひとつだけ。貼り紙がある。


「武装強盗に遭ったため、この郵便局は最少人数で営業しています。ご理解のほど宜しくお願いします。」

・・・だって。

どうもロジックがイマイチわからない。トラウマを経験した職員が、一斉に休暇を取ってしまったのだろうか。。。

長い行列に並んでいると、後ろに立っていた白人の男の子が「僕のママ、強盗があった時ここにいたんだよ」。

二人組がカウンターを乗り越え、職員のいる側に入り、数分で奪えるものを奪って逃げたとのこと。

「プロだね」と物知り顔の少年。「ママのハンドバッグは無事だった。」

珍しく、お客さんの私物には手をつけない良心的(?)な強盗だったのだ。

私の番が来た。ラケシュ・バニ(Rakesh Bani)さんの版画は・・・あった!!!

通関料、しめて30ランド(360円)。但し、現金も切手も郵便為替も置いていないという。つまりお釣りがない。また、レジがないので、領収書をプリントアウトできない。

「領収書、発行して保管しといてあげるから、月曜日また来なさい。」 ほんとかな~・・・。

ともあれ、やっと入手したラケシュさんの作品は、これ!

タイトル「Ex Libris」 アーチスト Rakesh Bani

それも一枚のみ!という貴重品。

大学の美術学部で助教授をしているラケシュさん。8月31日から3か月、東京の「アートスタジオ五日市版画教室」でワークショップに参加中とのこと。教室のブログを見たら・・・

いました、ラケシュさん!


あなたの作品、無事、南アフリカに届きましたよ~。

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2011/09/09

一難去ってまた一難 郵便局に強盗

日本研究センターに郵便局から通知。インドから小包が届いているという。税関で引っ掛かり、受け取り料金を課されたらしい。お金を持って、郵便局まで取りに行かなければならない。

殆どの版画はアメリカのバーバラ・メイソン(Barbara Mason)さんから直接届いた(「当世南ア事情 届かぬ郵便物」「アメリカからの速達空港便 4週間かかって到着」)。ところが2人だけ、バーバラさんに送るのが間に合わず、直接送ってくれた人がいたのだ。でも、宅急便でなく、郵便局に持って行ったため、到着する気配がない。

ひとりは米国イリノイ州キルディア在住のシャレン・リンダー(Sharen Linder)さん。8月の初めに速達で出したという。どこをどう回ってか、「速達便」は9月初めに到着。
タイトル「Cherry Blossom」 アーチスト Sharen Linder

最後のひとりはインド在住のラケシュ・バニ(Rakesh Bani)さん。7月中旬に発送したという。正直言って、あきらめていた。それが、2か月かかって届いたのだ! 郵便局の通知からすると、書留らしい。

でも、この郵便局、どこだろう・・・? 聞いたことのない名前。

たまたま通りかかった郵便局で聞いていたら、窓口の人も「知らない」。

マネージャーが出てきて、場所を教えてくれるが、「今日は行かない方がいい」。 え・・・?

「あそこの郵便局には、今朝強盗が入った。」

がが~ん!

インドから、はるばる2か月かかって到着した、ラケシュさんの版画は無事だろうか? 連続ドラマじゃないけれど、この続きはまた明日。

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2011/09/07

国際版画展「Inspired by Japan」 この9点も売れました!

東日本震災支援国際版画展「Inspired by Japan」。今日現在、19作品20枚が売れました。先日ご紹介した10作品と以下の9作品です。殆どの作品は4点ずつありますが、中には2点しかないものも。。。お気に入りの作品がなくなってしまう前に、予約されることをお勧めします。

9月17日(土)12時からのオフィシャルオープニングには、お揃い合わせの上、多数ご来場ください! カクテルランチと琉球古武術の演舞があります。

【会場】
GIBS (Gordon Institute of Business Science)
26 Melville Road, Illovo, Johannesburg

ケープタウンでも展示即売会を企画中!

タイトル「Cherry Blossoms」 アーチスト Cyndy Wilson あと一枚のみ!

タイトル「Dusk」 アーチスト Paulo Symoes あと一枚のみ!
タイトル「Inspired by Japan」 アーチスト Maria Arango Diener

タイトル「Lightly」 アーチスト April Vollmer
タイトル「Love Cranes」 アーチスト Carol Lyons

タイトル「Minami Sanriku」 アーチスト Wouter ten Broek
タイトル「Threshold」 アーチスト Sylvia Taylor あと一枚のみ!
タイトル「Tsuru」アーチスト Ruth Egnater

タイトル「Two Masks」 アーチスト Jeanne Norman Chase

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