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2014/08/22

エボラがギニアの外に広がる必要はなかった! シエラレオネの伝統的治療師が拡大の原因

西アフリカは現在、史上最大のエボラ大流行に悩まされている。

ギニアで最初に被害者が出たのは昨年の12月。エボラだと特定されたのが2014年3月。その後、シエラレオネ、リベリア、ナイジェリアへ被害が拡大した。WHO(世界保健機関)によると、8月18日現在で2473名が感染し、1350名が死亡(死亡率55%)。ギニアでの死亡率推定は64%。だが、WHO発表の死亡率はあてにならないといわれる。「もしかしたらエボラが原因かもしれない」という感染疑い例まで数に入れてあるためだ。実際の死亡率はずっと高いと見た方がよさそうだ。

8月14日現在の感染状況(Centers for Disease Control and Prevention

ところが、シエラレオネで特に被害が大きいケネマ(Kenema)地方の医療高官モハメッド・ヴァンディ(Mohamed Vandi)さんによると、今回のエボラ伝染はギニアの外に広がる必要はなかった。局地的な小流行にとどまった可能性が高いというのだ。

すべては、ひとりの伝統的治療師から始まったという。

2014/04/23

エボラウィルスが野生動物保護に貢献 コートジボワール

ブッシュミート」(bushmeat)という言葉がある。食肉目的で繁殖させた家畜の肉ではなく、野生動物の肉である。「貧しくてトリ肉が買えないので、止むに已まれず・・・」という訳ではなく、「美味」「珍味」として珍重され、市場で堂々と売られる。盛んなのは西アフリカ

「ニワトリや牛や豚は殺して食べてもいいが、野生の動物は駄目」というのは、おかしな理論だろう。命は命である。しかし、「ブッシュミート」の問題は、その多くがゴリラなど絶滅の危機に瀕している動物であること

ゴリラ(WWF

現地の人々には「絶滅しないように保護しなければならない」という意識がない。昔から食べてきたのである。先進国の活動家が「自然保護」「環境保護」を大上段に振りかざしても、現地ではインパクトがない。また、「種の保存」問題はさておいても、野生動物の生息地が人間に押されて少なくなっている上に、人間の人口増に伴いブッシュミートの需要が増えているから、この調子で食べ続けると、ブッシュミート用の動物が絶滅し、結果的に自分たちが困る、ということにも気がついていないようだ。