「200ランド紙幣はお断りします。」 最近そんな張り紙を店で見かけるようになった。偽札が多いせいだという。
1994年、南ア紙幣の顔が変わった。アフリカーナーにとっての「建国の父」で17世紀のオランダ人、ヤン・ファンリーベックから、アフリカらしい「ビッグ5」になったのだ。「ビッグ」といっても大きさではなく、「射止めるのが難しい5動物」を指すハンター用語が語源。10ランドがサイ、20ランドがゾウ、50ランドがライオン、100ランドがバッファロー、200ランドがヒョウである。
2005年、準備銀行はセキュリティを強化した新紙幣を発行。比べてみると確かに違う。しかし、色とモチーフは1994年版と同じだし、両方とも正式の紙幣だから、普通の人はいちいちそこまで気をつけない。
2005年、準備銀行はセキュリティを強化した新紙幣を発行。比べてみると確かに違う。しかし、色とモチーフは1994年版と同じだし、両方とも正式の紙幣だから、普通の人はいちいちそこまで気をつけない。
100ランド、200ランドの偽札は以前から問題視されていた。それがこのところ、200ランド偽造紙幣が以前にも増して大量流通。W杯期間中の混乱が心配されるようになった。
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