といっても、面白オカシイのが身上のリアリティ番組。おカタくて公務で忙しい、ヨーロッパの王室や日本の皇室を期待してはいけない。選ばれた3人は、インドのマンヴェンドラ王子、スリランカのレミジウス王子、そして南アのアフリカ・ズールー王子。
いずれも「世が世なら」のクチ。マンヴェドラ王子はハウスキーパー、アフリカ王子はバーテンダー、レミジウス王子はウェイター。優雅な王侯貴族の生活とは程遠い。
ストリッパーに紹介されたり、マンヴェドラ王子がゲイだったりと、アフリカ王子(30)にとっては驚きの連続。でも、ロンドンの女性は南ア女性より「フレンドリーで、面白くて、温かい」とご満悦。
発展途上国から来た有色人種の若者、それもバーテンダーなどをしている「王子」が、慣れない先進国で失敗したり誤解を招いたりするのを見て笑う、という僭越な人種差別の匂いがしないこともない。
興味津々ながら、我が家には衛星放送どころかテレビもない。見た方、是非感想を聞かせてください。BBC Entertainment、火曜日、夜9時半放送とのこと。
(参考資料:2010年5月20日付「The Times」など)
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