マハーパリプラム(Mahabalipuram)はチェンナイ(Chennai)から60キロ南下したところにある、ベンガル湾沿いの小さな町。旧名マーマッラプラム(Mamallapuram)。
パッラヴァ(Pallava)朝の貿易港として栄え、7~9世紀に造られた花崗岩のヒンドゥー教建造物で有名。花崗岩に台地上の石山を掘削した石窟寺院、女神、ライオン、象などが浮彫(レリーフ)として刻まれた岩壁彫刻、堂の全体を岩の塊から彫出した石彫寺院(ラタ Ratha)、切石を積んだ石造寺院など。1985年、ユネスコ世界遺産に登録。
人口1万2000人強。識字率は74%で、全国平均の59.5%よりかなり高い。孤児院が多いことでも知られている。
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