「スピード違反なんて、とんでもない!」とまず憤慨。一瞬置いて、車も運転免許証も持っていないことを思い出し、大笑い。
マリエットさんが「運転」するのは・・・。
そう、電動車椅子。
膝を痛めて以来、歩くことも不自由なのだ。
近所に出歩くときは、この電動車椅子で歩道を走る。最高時速22キロ。
とんだ笑い話だが、笑ってばかりもいられない。
マリエットさんがスピード違反の罰金を科せられたのは、誰かがマリエットさんの名前を騙(かた)って、自動車を登録したから、と警察では見ている。つまり、個人情報を盗まれてしまったのだ。
盗まれた個人情報が更に悪用されて、身分証明書とか、パスポートとか、クレジットカードなどが勝手に作られてしまう危険だってある。知らぬは本人ばかりなり。
(参考資料:2012年6月22日付『Northcliff Melville Times』)
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