2014/06/18

ケニア最大の象、惨殺される あなたの印鑑になるのだろうか

サタオ(Satao)が殺された。ケニアで一番大きいといわれた象だ。象の虐殺が続く中、これほどの象牙を持った象は殆ど残っていない。見て下さい、この立派な牙を。

在りし日のサタオ(The Times

1960年代後半に生まれたと推定されるサタオ。2本の象牙は計45キロ以上といわれる。そして、象牙は金より高価なのである。

牙の途中から切りとると、多少でも象牙が死体に残って利益が減ると思ったのだろう。密猟者は無残にも顔を含めて切り取った。毒矢で体を動かなくしたらしいが、せめて死んでから、切り取られたことを祈りたい。体は動かないものの、まだ意識があるうちに、斧やノコギリで顔を切り取られたとしたら・・・。サタオの苦しみを想像するだけで吐き気がしてきた。

顔から切り取られた象。サタオではありません。やはりケニアで。(Weird Picture Archive

その巨大な牙のため、サタオは密猟者の恰好の標的だった。サタオ自身も危険に気がついていたらしく、牙が目立たないように、茂みから茂みへと移動するのが習性だった。そして、サタオには1日24時間、護衛がついていたという。それでも、密猟者の餌食になってしまった。レンジャーがグルになった殺しとしか思えない。

1979年、アフリカには130万頭から300万頭の象が生息していたといわれる。それが、10年後の1989年には60万9000頭にまで減少。その年、象牙の国際取引が禁止される。つまり、現在殺されている象は、殆どが密猟である。そして、近年とみに密猟が増えてきた。

現在、象の殺戮は国際取引が禁止される以前のレベルまで戻ったといわれる。いや、それ以上だろう。密猟者が大手を振って殺しまくっているのである。2012年の推定生存数は、44万頭。CITESでは、昨年1年だけで、2万頭以上のアフリカ象が殺されたと推定している。

CITES…Convention on International Trade in Endangered Species of Wild Fauna and Flora 絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約

1989年に象牙の国際取引が禁止されるまで、日本は世界最大の象牙輸入国だった。その使い道の大半は印鑑。最近は、経済力の増強により、中国が象牙の最大輸入国になったとはいえ、日本は依然として良いお客さん。あなたの印鑑を作るために、象が虐殺されているのだ。

実際の殺しを行うのは地元の住民。地元民の手に入るのは、末端価格に比べれば僅かな金額。しかし、貧しい人々にとっては巨額の収入がどっと入るわけだ。そんな人たちに「動物保護」を説いても説得力がないだろう。需要がある限り、供給はなくならない。このままでいくと、供給がなくなるのは、象が絶滅した時。需要をなくすには、消費国民を教育するしかない

皆さん、上の写真をじっくり見てください。こんなことまでして、血に染まった象牙の印鑑が欲しいですか? 印鑑はプラスチックで十分ではないでしょうか。象牙の印鑑は買わないように! そして、このメッセージを日本中に広めましょう!

サタオの動画はこちらで。



(参考資料:2014年6月17日付「The Times」など)

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42 件のコメント:

  1. 守られていた象がこんなにも惨たらしく殺された事はショックですし、到底理解も出来ず、受け入れられません。
    巨体に麻酔や毒が回りきるワケもなく、身体の自由を奪われ、意識あるままに残虐にも牙目当てに顔面と頭部を叩き壊されたのでしょう。
    無念でなりません。どうか呪いが存在する事を祈るのみです。
    政治取引の犠牲でしょうか?

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  2. 現在、密漁されている象牙の殆どは需要が急拡大している中国に向けてのものだと思いますが如何でしょうか?

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    1. 恐らくそうでしょう。ただ、CITESの特別許可を受けて日本の業者が合法的に購入している象牙に、密猟象牙が混ざっているかいないか確かめることは今のところ不可能です。

      中国は絶滅の危機にある象、サイに加え、最近はライオンにも目をつけているおり(数が激減しているトラの代用)、大きな問題となっています。また、漢方薬の伝統があるベトナムも、近年、サイのツノの大きな消費国になっています。

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  3. サタオの死をきっかけにあまりにも多くの野生動物が殺戮されているのを知りました。
    保護団体や保護区が整い、昔のような乱獲は防げているものと。。
    過酷な自然環境を生き延びた知能高いサタオや仲間の象がこんなにも大量に残虐に顔面を破壊され、象牙を奪われ、尊い命を失っていたとは。。
    何か出来る事が無いか探さなくては。象牙やサイの角、皮革、その他得体の知れない漢方薬のために野生動物殺戮に関わる全ての人間に呪いがふりかかりますように。
    無念な死をとげなければならなかった動物達の魂はどうかどうか安らかに。

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  4. 象牙売買の禁止を目指して尽力している日本の団体があります。「アフリカ象の涙」(Tears of the African Elephant)。ケニア在住の獣医、滝田明日香さんと幼少期から近年まで南アフリカに住んでいた山脇愛理さんが中心になって頑張っています。ウェブサイトはhttp://tearsofelephants.org/

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    1. Osadaさま、
      ご返信有難うございました。
      早速コンタクトしてみます。
      他に嘆願署名→ケニア政府宛を見つけましたので、アドレス貼り付けさせていただきます。
      どなたか1人でも多く賛同いただけたら幸いです。
      https://secure.avaaz.org/en/petition/Uhuru_Kenyatta_The_President_of_Kenya_Give_Presidential_protection_to_the_last_great_tuskers_in_Kenya/?tPZCKhb

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  5. 私は印鑑屋です。象牙が全て印材に使われるわけじゃありません!三味線のバチやピアノの鍵盤にも使われます。現在、日本には正規品だけが輸入されてます。プラスチックの印鑑は耐久性がなく直ぐに欠けてしまいます。像が気の毒なのは分かりますがハンコ屋に対して失礼な文が気になりましたので書かせてもらいました。

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    1. 印鑑屋さんに対して、失礼なことをいうつもりは毛頭ありません。気を悪くされたようで、済みませんでした。印鑑屋さんのせいとは全く思っていません。印鑑が日本人にとって一番身近なので、今すぐ自分でできること、として取り上げました。(いまどき、象牙を使っている三味線のバチやピアノの鍵盤は殆どないと思いますが。) 中国への大量密輸や、大金を払って象・サイを狩猟し得意になっている欧米人や、取り締まりをちゃんとしないアフリカ各国政府など、大きな問題が沢山あります。

      ただ、日本にも密輸象牙が入っています。例えば、こちらのサイトをご覧ください。
      http://www.jtef.jp/whatsnew_110927.html
      また、CITESの特別許可を得て輸入した象牙に、アフリカから出荷した段階で密猟象牙が混ざっているかどうか、現状では確認することができません。これはアフリカサイドの問題ですが、日本側で出来ることは、「象牙を全く購入しない」、または、少なくとも、「密猟象牙が混じっていないことが100%確認できるまでは輸入しない」ことでしょう。

      かつてアジア、アフリカに何百万頭も生存した象は、まず「猛獣狩り」を楽しむ欧米人や象牙目的のハンターに大量に殺されました。今はアジアが主な象牙市場です。象牙の質は素晴らしいと聞いておりますが、象牙を使った美術工芸品や印鑑などを作るために、象を殺しまくって、絶滅させてしまうほどの価値があるものなのでしょうか。個人的には、合法、違法に関わらず、狩猟・象牙目的で象を殺すこと及び象牙の取引に反対です。

      殆どの日本人は心優しい方で、現状をご存じないだけだと信じています。そして、現状を知れば、象牙取引の禁止に賛同してくださると信じています。

      アフリカに長年在住していて印鑑を使わないので、材料についてよく知りません。失礼しました。プラスチックの印鑑は耐久性がなく、直ぐ欠けてしまうとのこと。では、他に、象牙の代用品としてお薦めできる、耐久性がある良い製品はありませんか? 

      「当店では象牙製品は扱いません」と胸を張って宣言する印鑑屋さんが出てきたら素敵だと思います。

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    2. 昔から象牙の工芸品や印鑑のために象が大量に殺されてきたのは事実です。むしろ当り前と言うか今ほど情報が少なかったせいでしょうね。このサイトもFBから知りました。情報だけは入りましたが、この様な写真なんて30年以上印鑑を彫ってますが始めて見ました。ネットゆえと言いましょうか何十年も、いや何百年も前に、この様な写真が誰でも見れるような環境でしたらまた違ってたんでしょうね。現在、象牙を扱うには登録制となってます。たぶんですが密猟象牙はネット販売等の安価で売られてる業者が買い取るんでしょうね。
      象牙以外にも丈夫な材質は、水牛の角が使われます。ただ角に関しては切ってもまた生えてきますので問題は無いと言えばないですが・・・動物虐待と言えばそれまでです。
      でも話の方向性は変わるかもしれませんが、貴方は肉類を食べませんか?魚だってそうです。生きてる者を生きてるうちに殺さなければ死んだ肉なんて食べれません。
      今回は象ですが、牛も馬も豚も羊だって食べられてます。皆、殺されてと同じ意味だと思いますが。 ただ私も金の為に無駄な命を無駄にするのは許せません!だからこそ、印鑑に命を吹き込むつもりで私は字を彫ってます。

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    3. 「肉を食べること」を取り上げ、象を殺すことに関連させ視点を変えるのは間違ってますよ。

      焦点は「象牙の密輸問題であり、日本でも流通している部分がある、その消費する人たちを変えていかなければならない」ですよね?だから、その消費者を動かす「元」になる人達が意識して行動に変えられることも大事だと思います。

      私は一本の象牙の商品を買うことは出来ますが、何十本も売ることは出来ないので。こうして、消費者へ提供する立場の方が意識できるようならば、とても素晴らしいですね。

      人間なにしかしら、自分を庇護しようとすると、理由をつけてごまかそうとしますが。。やはり、象牙だと高く売れるのでやめられない部分もあるのでしょうか?結局は命よりも消費、利益が目的を優先してしまうのでは?そういう人達が増えてしまって、結局は無抵抗な「命」を選ぶのでしょう。先進国。貧困国よりも偉いと思いながら、そういった彼らの資源を奪い取る人間が我々先進国ですね。

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  6. どうしても象牙を使わないといけないんでしょうか?ハンコ屋さんも変わらないといけないのではないでしょうか。今の時代でしたら技術も進んでいますから象牙に変わる素材で工夫して作る事も可能なのでは?自分は、象とハンコ屋さん、どちらが大事かと言われれば、象の命の方が大事だと思います。

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    1. 象牙以外にも沢山ありますよ! 当店では価値観で選んで買ってもらってます。ただ悪質な占いを武器にした訪問販売の業者は必ず象牙を進めてきますから要注意です!象も人間も命の大切は同じです。現在、まともに商売やってる印鑑屋は登録された印材しか扱ってません。大手ゼネコン等が大量に輸入してた時代は終わってます。 密猟物は全て中国に流れているんでしょうね。

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  7. こんにちわ2014/06/21 13:55:00

    えーとみなさん当然ベジタリアンでいらっしゃるんですよね?
    象牙はケシカラン象が可哀想とのたまいながら豚肉牛肉パクパク食べてたらそれこそ偽善者ですからね。
    食いもんは良くて道具は駄目とか殺す側の論理を振りかざすのは止めて欲しいものです(笑)

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    1. あんたバカじゃないの?

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    2. あの写真を見て、あなたはどう思ったのですか?

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    3. お前、馬鹿じゃねぇ~の!

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    4. そういうことを言ってるんじゃないと思いますが、、、?(^_^;)

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  8. 素晴らしい記事です。恥ずかしい話ですが、これを読むまで象の密猟問題について深く考えたことがありませんでした。ただ、去年1年間で2万頭の象が殺されたデータと、1979年から1989年の10年間で70〜240万頭が殺されたというデータを比較してなぜ、「現在、象の殺戮は国際取引が禁止される以前のレベルまで戻ったといわれる。いや、それ以上だろう」という結論になるのか、ちょっと混乱します。また、「印鑑はプラスチックで十分ではないでしょうか」という文章は少し押し付けがましいような。あまり感情的な書き方をしないほうがよろしいかと。

    個人が買わないように意識を高めるというのも一つの方法ですが、合法取引時代の象牙所持を申告させたうえで、新たな象牙の所持や売買に厳罰を与えるとか、ブラックマーケットを有する国へ何らかのペナルティを与えるとか、問題の根を叩く必要があると思いました。

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  9. 別に今更象牙なんてプラスティック類で代替品は幾らでもあるんだろうけど
    拳銃のグリップなんかに使うといいらしいよ、なんでも手に汗をかいても滑らないんだと

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  10. いやいや、プラスチックが耐久性ないってw
    いつの時代の話ですか。
    耐久性が気になるならチタンをどうぞ。

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    1. >>素材屋さん
      ハンコ押す時の朱肉が悪戯するんですよ!押した後、朱肉を落とせば良いんですけど、そんなこといちいちする人いないでしょ? チタンやガラス系の石(水晶等)は手彫りが出来ません。まぁロボットが彫った味気もなにもないにで良ければ、それも個人の自由です。あとプラスチックの印鑑は型に流し込みが多く、彫って無ければ実印登録できません。中にはシャ〇ハタで印鑑登録した人もいますが、それは役所の見落としです。実印、銀行印は貴方の財産までも左右する大切な物だと思っていて下さい。 このサイトの“あなたの印鑑”の言葉に引っかかり日本の印鑑屋を代表して(勝手にですが)書かしてもらいました。なんの材料を選ぶのも個人の自由ですから何も言いませんし、今後印鑑の事に書かれても書き込みませんので、サイト本人さんは今後、人の職業に引っかかる文字は謹んでもらいたいものですね。

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  11. 印鑑の象牙は馴染みがないです。

    ピアノの鍵盤に使われていたと知って、ずっと身近で、ショックでした。
    それでも幼い頃から使っているものですし、使わないという選択は出来ないです。

    道具をきちんと使わないといけないと、改めて思いました。

    ショックな写真でした。

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  12. 現在日本で合法的に流通している象牙は、ワシントン条約成立以前に輸入された在庫か、CITESの特別許可を受けて輸入された、自然死した個体のもののみです。CITESの許可を受けたものに密漁された象牙が混入している可能性を否定できないとのことですが、今までそのような事実が発覚したことも、その可能性が問題とされたこともなく、極めて根拠の薄い憶測に過ぎません。この取引でアフリカの国々が得た資金が象の保護のために使われている事実も踏まえるべきでしょう。
    http://www.trafficj.org/ivory2009/

    このような事実から、私達が日本で象牙の印鑑を購入することが密漁の促進に繫がる可能性は極めて小さいと考えるべきでしょう。しかし、この記事を読んだ人は果たしてどう思うでしょうか。ほとんどの人は、一部の日本人の私欲のためにサタオが惨殺されたと思うでしょう。これはミスリードで、感情に訴えかけるセンセーショナルな煽りでしかありません。CITESがゾウを保護するために積み上げてきた努力を侮辱するものです。

    ゾウの密漁を根絶したいという想いには同意しますが、問題を訴えかけるときは、事実を正確に伝えることに徹するべきで、このような偏向されたセンセーショナルな煽りになることはあってはなりません。

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    1. まさにその通り。
      こういうあなたの印鑑になってるみたいな煽りのクソ記事ほんといらつきますなー。

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  13. 象牙は象牙の文化がありますし、象牙の購入をやめろと十把一絡げにしていい問題ではありません。
    そもそも象牙の輸入は2008年に行われた象牙競売が最後のはずで、日本には近年から現在まで象牙の輸入は無いはずですよ?
    現在の日本のハンコに大量消費されているのはロシアからの輸入、凍土から発掘されるマンモスの牙です。
    2008年の競売以降にマンモス以外で輸入の記録があるのでしたら教えていただきたいです。
    日本では政府によるトレーサビリティや数量管理の問題で、密輸入しても販売ができません。
    不法行為である象の密猟には私も反対ですが、現在は密猟と直接関係のない日本の象牙を扱う業者や印章業界に悪い印象を与える内容かと・・・。

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  14. 日本のまともなはんこ屋さんはには思わぬ飛び火でしたが、欧米人と中国人のせいなんでしょうね。密猟者はこの象と同じ方法で死刑にすべきではないでしょうか。

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  15. ショックな画像です。
    とても酷いことだと思いました。
    どうしたら、とか考える前に本当にショックが先にあります。
    こういう現状はどんどん世の中に公開するべきだと思います。
    本当に微々たるものですが、私のような無力な人間が
    本の少しでも、何かを感じることができ、
    それが、もしかしたらやがて大きな"力"になるかも知れないからです。

    この衝撃が収まるのを待つことにします。

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  16. こんにちは はじめまして

    15年くらい前ですが タンザニアに住んでいた事があります。
    その時も既に象牙の取り引きは禁止されていましたが 日本に住んでいる方々には
    想像も付かないくらい簡単に象牙を入手可能でした。
    私自身、何度か見ています。

    闇象牙を買い付けるのはほとんど中国人と言っていました。

    タンザニアでは所持しているだけで刑務所送りと言われていましたが 
    象牙を渡す→警察通報する→逮捕されるが袖の下を渡し無罪放免される→警察と通報者でお金を分ける
    と言った事が横行していると聞きました。

    その状況を踏まえて 象牙の密猟を止めさせる為に 何が必要かを考えるべきと思っています。

    アフリカの人々は飢えています。
    毎日三食食べられる人の方が少ないんです。
    そこに大金の入る象牙を見れば・・・ 人間空腹には耐えられません。
    密猟を止めさせる為に普通に食えるようにする事が近道だと思っています。

    日本の芸能人が中古の靴や服を送っておられますが 貰った後、どうなるかまで知るべきです。
    貰った 靴や服は売って食料品を買っています。
    送る事が悪いとは言いませんが 現地の方々が欲しいのは満腹感です。

    現地にも行かずでは 机上の空論です。

    大事な事を書いておきます。
    アフリカで人の命は信じられないくらい安い という事を知って下さい。
    毎日、マラリア、破傷風、狂犬病、エイズ等々の病や事故で多くの方が亡くなっているせいで
    死ぬことにあまり怖さを感じていなかったようです。
    (交通事故で我が子が死んでも その当時で1万円くらい払えば示談出来ると聞いていました。)
    なので 例え死刑になるぞ!っと言っても腹が満たされない限り 密猟が無くなる事は無いと思います。

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  17. 正規輸入品で商売してる人たちがなぜ槍玉に挙げられるのか理解できないのですが。
    密輸された象牙で商売してるはんこ屋さんが、日本にはたくさんあるんですか?最近、国内でそういう事件でもあったんでょうか。

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  18. まずは真実と正しい情報や現状を把握してから、各自が自分の良心でバランスのとれた決定をし、法を犯してないなら、他者は個人の決定(何を食べるか、購入するか等)を尊重していかないと。 日本人は罪悪感や罪責感を持ちやすいので、そこに誘導るような視野の狭い文章は、人の気持ちを刺すだけで、建設的な方向に考える土台を崩しかねません。  残虐な写真と象牙の印鑑を短絡的に結びつけるのは、本来違法行為をしている悪質極まりない者達から目をいくらかでもそらしかねません。本末転倒にならないよう冷静に判断したいと思います。

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  19. 問題提起するなら、まずは事実関係を明確にしないと。日本人が本来持ちやすい
    罪悪感に誘導させるタイトルや、残虐な写真と印鑑を直結させるような書き方をするなら、個人をペンで刺すだけで、建設的な方向性から逸脱していくと思います。法を犯していない事は必然ですが、正しい情報で各人が決定(何を食べるか、購入するか)すべきで、それを他者は尊重しないと。 悪質極まりない事を嫌悪するはずの投稿なのに、問題点から脱線して本末転倒になりかねません。  

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  20. 三味線のバチは象牙多いですよ。プロが使っているようなのはほぼ全部象牙だと思います(一個80万円とかします)。象牙以外のものは品質がかなり落ちます。
    さて、バチ以外にも言えることですが、まじめに研究開発をすれば、プラスチック等で象牙と同等の丈夫さや質感のものは作れるのではないかと思います。しかしそんなことをしても儲からないですから、だれもやらないですよね。そのあたりも考えられたら良いのではないかと思います。

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  21. 写真なんていくらでも偽造できるから信用はしないけど

    象牙の印鑑も持ってるし
    薦めてる
    耐久があるし
    あとは風水的な意味もあるし
    生まれによって素材違うし
    全員が全員象牙ではないが。
    プラスチックは笑ったけど。



    日本もサイン式にすれば多少変わるんだろうな。
    印鑑否定は日本人否定と同じかなと思うんだ。文化だからな
    でもなにかしらしなきゃいけないのも確かにある

    でも興味ない。
    自分エゴですから

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    1. 風水的な?知らねえなら書くなよ。

      興味ないなら出てくんなよ。

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  22. 日本人がこうゆうものに一切価値を持たなければ、こうゆうことって減るんじゃないかな?
    難しい話だけど。

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  23. 伝統工芸を仕事としている者です。
    古くからの伝統ある象牙の手彫り印鑑やそれを仕事としてきた人々、
    また それを買い求めてきた日本人も含め
    それが間違っていたとは全く思いませんし、それも日本の歴史です。
    人の仕事を侮辱するような表現は謹んで下さい。

    文章を読み察するに、印鑑にはならないと思います。
    もう手に入らない貴重な有名な象の素晴らしい象牙なら
    切り刻み小さな印鑑にせず、一本のまま彫刻を施し
    金持ちの美術装飾品として高額で取引されると思いますよ。

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  24. そんなに印鑑に象牙が必要なら印鑑文化自体を無くしてしまった方がいいですね。
    日本と韓国以外ではこんな文化存在しないみたいですし。

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    1. 意見は様々ですね。
      私は知るべき事実を知らせてくれた筆者に感謝しています。
      印鑑の選択肢に象牙があって、今までなら何も知らずにCITESは機能していると、選んでいたかもしれません。
      毎日使うものでも無く、他の選択肢があれば、私は今後機会あっても絶対に象牙は選びません。
      需要が無ければ、乱獲や密猟に抑止力が働きます。
      象のような野生動物は過酷な環境で生き延びる叡智があり、家畜はサバンナでは1日も生きられません。
      家畜は飼育/繁殖が容易く、野生動物は動物園や人の飼育では短命で繁殖も困難です。
      飢えた人々には密猟の金銭は行き渡りませんし、飢えた人は密猟しません。
      義務教育すら無い現地人の一部が家畜を買うため等のはした金で雇われて、毎日を必死に生き延びている野生動物をいとも容易く殺すのだと思います。
      突き詰めれば、アフリカ政府が悪いのですが。。中国人は100万人もアフリカ移住したり、人口は増えるばかり。
      野生動物の生息域は狭められ、保護区で密猟が横行。。私の出来ることは微力でも、何かする事があるのを気づかせてくれたのはサタオの死でした。。
      国が悼む彼の死なのに象牙はアフリカの地から持ち出されてしまう。。
      密猟に関わる全ての人々に呪いが降りかかる事を願います。

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  25. 記事のアップ、ありがとうございます。知ることが出来て良かったです。感謝致します。

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  26. 今卒業研究で絶滅危惧種について書いているのですがサタオについての事を載せようと思っているのですが、この記事を引用または参考にさせていただいてもよろしいでしょうか?

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    1. 勿論です。参考になれば嬉しいです。

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  27. 最近、印鑑屋に勤め始めた(開運系の)友達に印鑑の話をされて、
    子供の銀行印を作ろうかなと思い始め、
    子供の生年月日を伝えたところ、「象牙」だと言われました。

    その場で、「動物系は嫌だ」と伝え、話は終わったのですが
    ふと、象牙について検索していた所、こちらにたどり着きました。

    今まで、密猟について、ぼんやりとしか考えたことが無かったので
    こちらで事実を知ることが出来て良かったです。
    子供は まだ小さいので現時点で事実を伝えることは控えますが
    しっかりと受け止めることが出来る年齢になったら、伝えたいと思います。

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