2011/06/12

『ソウェト・セックス・ファイルズ』 ソウェト初のポルノ映画

ジョハネスバーグの南に広がる一大タウンシップ、ソウェト(Soweto)。1976年の「ソウェト蜂起」(Soweto Uprising)の舞台として知られている。解放運動時代の名所に加えて、今では大きなショッピングモールやホリデーイン、アテネフランセまである。

そのソウェトから、ポルノ映画が生まれた。

監督はカヒソ・モディセ(Kagiso Modise)さん。これまで結婚式のビデオ撮影で生計を立てていたが、ポルノ映画第1作『ソウェト・セックス・ファイルズ』(Soweto Sex Files)のDVDが先週末、店頭に並んだ。評判上々ということで、アダルト映画界での大成功を夢見ている。

2011/06/07

ムタタのマンデラ博物館 2年間休館

南アフリカで「マンデラ名所巡り」をしようと密かに計画しているあなた。暫く待った方が良いかもしれない。ムタタ(Mthatha)のネルソン・マンデラ博物館が、この8月から30か月、改修・増築のため休館になるのだ。

ネルソン・マンデラ博物館として使われている建物「ブンガビル」(Bhunga Building)はアパルトヘイト時代、コサ族のホームランド「トランスカイ」(Transkei)の中央官庁だった。歴史的建造物ではあるものの、元々オフィスとして設計されたので、博物館としては使い勝手が悪い。

2011/06/01

ローレン・ビアカス、『ズー・シティ』でアーサー・C・クラーク賞受賞

4月27日、ローレン・ビアカス(Lauren Beukes)はロンドンにいた。第25回アーサー・C・クラーク賞(Arthur C Clarke Award)の授賞式に出席するためだ。ローレンのSF長編第2作目『ズー・シティ』(Zoo City)が最終候補6作品のひとつに選ばれたのだ。

受賞するとは思っていなかった。3日前、やはり最終選考まで残った英国SF協会賞(British Science Fiction Association Award)で、イアン・マクドナルド(Ian McDonald)の『The Dervish House』に敗れたばかり。今回もマクドナルドが受賞すると思い、受賞スピーチは用意していなかった。出版社に、「万が一」のことがあるから、と言われ、そういうものかしら、とホテルを出る直前に書きかけたものの、途中まで。

大体、幸先(さいさき)が悪かった。発表前のパーティーで、クリーム色のドレスに赤ワインをぶちまけてしまったのだ。このドレス、実はローレンのウェディングドレスだった。。。

2011/05/27

「寿司キング」鉱山で大儲け 黒人優遇政策の効果的活用法?

高級クラブ「ZAR」のオーナー、ケニー・クネネ(Kenny Kunene)の名前が初めてマスコミを賑わしたのは、2010年10月末。ジョハネスバーグで行った40歳の誕生パーティーが物議を醸しだしたのである。

70万ランド(840万円)使ったパーティーの呼び物は「NYOTAIMORI」。そう、女体盛り。ビキニ姿の黒人モデルのお腹に、スシを乗せてゲストに振舞ったのだ。

女性団体、人権団体、メディアなどに叩かれても「良い宣伝」としか受け止めなかったようで、今年1月末にはケープタウンでゲスト4000人の大パーティーを開催。今度は白人モデルの裸体にスシを乗せて、更なるヒンシュクを買った。

詐欺容疑で10年間服役し、数年前までミーティングに行くのにヒッチハイクしていた貧乏人が、どうやって短期間に、ポルシェやランボルギーニなど複数のスポーツカーを所有する大金持ちになったのか。

2011/05/22

アントン・ハメール、リビア軍に射殺される

リビアで取材していたフリーランスカメラマン、アントン・ハメール(Anton Hammerl)が4月5日消息を絶った。

1969年12月12日、ジョハネスバーグ生まれ、ジョハネスバーグ育ち。詮索好き、動物好きの子供だった。将来獣医になるだろうという周囲の期待を裏切って、写真家になる。「詮索好き」が「動物好き」に打ち勝ったのだろう。

『スター』紙のカメラマンをしている時、同僚のジャーナリスト、ペニー・スクラジ(Penny Sukhraj)と恋に落ち結婚。報道写真よりも、クリエイティブな肖像写真やアバンギャルドな作品で知られている。