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2018/04/01

今週末はイースターウィークエンド ウサギ、タマゴ、ホットクロスバン・・・

今週末はイースターウィークエンド。イースターは「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」。それを挟んだ金曜日と月曜日が南アフリカでは祝日なので、毎年イースターは4連休になる。夏休みのど真ん中にあたるクリスマスに次ぎ、家族で祝うキリスト教関係行事ナンバーツーである。

クリスマス同様、普通の家庭では宗教色は薄く、もっぱら子供を中心とした家庭行事になっている。クリスマスではクリスマスツリーを飾り、サンタクロース(南アではファーザー・クリスマス)が持って来たことになっているクリスマスプレゼントを交換するが、イースターではウサギ(イースターバニー)がタマゴ(イースターエッグ)を持って来る。色とりどりに彩色したタマゴを大人が事前に庭や家の中に隠し、子供たちが探すのが定番。また、イースター直前、店にはウサギやタマゴをかたどったチョコレートが並ぶ。

ゴディバのイースターバニー&イースターエッグセット

連休を利用して旅行に出かける家庭も多い。子供がいない勤め人にとっては、4連休というだけでありがたい。

日本語では「復活祭」という。金曜日にキリストが十字架にかけられ、3日後の日曜日に復活したことを祝うお祭りである。

2018/03/25

世界で最も幸せな国民はフィンランド人 2018年世界幸福度レポート

国連機関のSDSN(Sustainable Development Solutions Network)が、「2018年世界幸福度レポート」(World Happiness Report 2018)を発表した。編者はコロンビア大学(Columbia University)、ブリティッシュ・コロンビア大学(University of British Columbia)、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(London School of Economics and Political Science)のトップ経済学者。2015年から2017年にかけて、ギャラップ(Gallup)社が世界156か国で行ったアンケート結果を分析したものだ。

2018年世界幸福度レポートの表紙

上位10か国は以下の通り。

1. フィンランド
2. ノルウェー
3. デンマーク
4. アイスランド
5. スイス
6. オランダ
7. カナダ
8. ニュージーランド
9. スウェーデン
10. オーストラリア

上位10か国の顔ぶれは去年と一緒。大きな違いは、去年5位だったフィンランドが1位になったこと。(去年の1位はノルウェー。)

この報告書によると、国民の幸福度を左右する要因は6つあるという。国民一人当たりのGDP、社会福祉、平均寿命、自分の人生を自分で決めることができる自由、 寛容性、汚職のレベルである。

世界一の経済大国アメリカ合衆国は18位(2016年は13位、2017年は14位)。国が裕福だからといって、国民が幸福とは限らない。

2018/02/15

ベッカム、ゾンビ、スタートレック・・・。楽しい大学の科目あれこれ

アメリカのテレビ番組『ゲーム・オブ・スローンズ』(Game of Thrones)が米バージニア大学(University of Virginia)で英文学の科目になった。エミー賞、ゴールデングローブ賞など受賞している超人気ファンタジードラマだ。

授業を行うのはリサ・ウールフォーク(Lisa Woolfork)準教授。実績のある学者とのこと。『ゲーム・オブ・スローンズ』は「文学的に見て、非常に多様で含蓄がある文章。何重もの層があり、登場人物が豊富で、とても知的」とベタ褒め。

ディスカッションが主の授業は4週間にわたり、学生たちは最後に『ゲーム・オブ・スローンズ』の新しい章をグループ別に書くことになっている。現在24名の学生が受講中。

4年生のマドリン・マッコーリフ(Madlyn McAuliffe)さん曰く、「昔は本が話題を提供したが、今その役割を果たすのはテレビと映画」「文学と同じ原則をテレビや映画に適用するのは大切だと思う」。

これ以外にどんな「オモシロすぎて、実在するとはとても思えない大学の科目」があるのだろう、と英『デイリー・テレグラフ』(The Daily Telegraph)紙が探し出してきたのが以下のコース。

* * * * * * * 

デイビッド・ベッカム研究(David Beckham studies) 英スタッフォードシャー大学(Staffordshire University)

この大学には「メディア・スポーツ・文化」という学位があるそうで、その授業の一環。ベッカムの写真をホレボレと観賞するわけではなく、人々がサッカー選手に夢中になる現象を社会学的に研究するもの。コースを創設したエリス・キャシュモア(Ellis Cashmore)教授曰く、「今日ベッカムが大きな注目を浴びているのは事実。ベッカムは数多くの夢想・幻想の対象となっている」。

2009年ケープタウンにて。記者会見で一語一語ゆっくり言葉を選んで話す、誠実な態度が印象的でした。

2018/02/12

ジョーバーグにマリファナ喫茶誕生「420カフェ」

1971年のことだ。米カリフォルニア州の高校生5人が某日午後4時20分、サンラファエル高校のルイ・パスツール銅像前に集合した。マリファナ生産者が残したという地図を手がかりに、捨てられたと噂される大量の大麻を探そうというのだ。5人はこの計画を「420ルイ」(420 Louis)と名づけた。何度か探索を行ううちに、「420ルイ」は「420」に短縮された。

探し物は結局見つからなかったが、「420」(フォーツウェンティ)は「マリファナ」の隠語として若者の間に定着する。

そして、やはり「420」である4月20日は、世界中の反体制文化にとって、いつしか特別な日となった。集まってマリファナを謳歌し、一緒に喫って楽しむ日になったのだ。時刻はもちろん4時20分。集会の多くはマリファナ合法化を求める政治色を帯びるようになる。

ハウスメートやルームメートを求める広告で「420フレンドリー」とあれば、マリファナを喫っても構わないということ。また、「マリファナを持っている」または「喫いたい」と伝えたいときに「420」と言ったりする。

マリファナ喫茶「420カフェ」の外観(Times Live

ジョハネスバーグにマリファナ喫茶が誕生した。その名も「420カフェ」(420 Café)。

2018/02/01

世界で最も住みやすい都市ランキング 日本が10位以内に3都市も

モノクル」(Monocle)は国際ニュースからビジネス、文化、ライフスタイルまでを扱う雑誌、24時間ラジオ局、ウェブサイト。CBCニュースのレポーター、ハリー・フォーステル(Harry Forestell)に言わせると、フォーリン・アフェア(Foreign Affairs)誌とヴァニティ・フェア(Vanity Fair)誌を足して2で割ったようなもの。国際人のための情報提供メディアである。

このほど、『モノクル』誌の第8回「世界で最も住みやすい都市ランキング」(Most Liveable Cities Index)が発表された。正式名は「生活の質調査2014」(Quality of Survey 2014)。

Quality of Life Survey 2014 (Monocle)

住みやすい都市ランキングはいくつかあるが、『モノクル』誌が重視するのは、安全性・犯罪の少なさ、世界とのつながり易さ、気候・日光、建築の質、公共の交通機関、許容度、自然環境、都市デザイン、ビジネス環境、積極的な政策決定、医療など。

公表された25都市の11位から25位を見てみよう。

25位 ブリスベン(オーストラリア) 新規
24位 オスロ(ノルウェー) 新規
23位 ポートランド(アメリカ) 昨年と同じ
22位 リズボン(ポルトガル) 新規
21位 バルセロナ(スペイン) 昨年と同じ
20位 ハンブルグ(ドイツ) 昨年16位
19位 アムステルダム(オランダ) 昨年22位
18位 パリ(フランス) 昨年14位
17位 マドリッド(スペイン) 昨年18位
16位 シンガポール(シンガポール) 昨年16位
15位 バンクーバー(カナダ) 昨年19位
14位 ベルリン(ドイツ) 昨年20位
13位 香港(中国) 昨年11位
12位 オークランド(ニュージーランド) 昨年10位
11位 シドニー(オーストラリア) 昨年9位

そして、ベストテンは・・・? 『モノクル』誌のコメント付きで紹介する。

2018/01/30

ケープタウンの水不足 4月12日に蛇口から水が流れなくなる!

ケープタウン在住の友人からこんな写真が送られてきた。


 「私の節水努力よ。洗濯機の水を水洗トイレに再利用!」との説明付き。

南アフリカは全国的に水不足。特に、冬が雨期のケープタウンでは、去年も一昨年も冬に殆ど雨が降っていない。ノムヴラ・モコニャネ(Nomvula Mokokyane)水資源大臣によると、「400年振りの大旱魃」。(400年も統計を取っているはずはないと思うけど。。。)

2017/09/11

世界で最もストレスが大きい国は? ブルームバーグのランキング

アメリカの金融メディア企業「ブルームバーグ」(Bloomberg)は公表されている統計資料を駆使して順位をつけるのが大好きだが、そのひとつに世界各国のストレス度ランキングがある。

考慮しているのは以下の7項目。

  • 人口10万人当たりの殺人率
  • 一人当たりのGDP(購買力調整済)
  • 所得の不平等度(ジニ係数)
  • 汚職の認識度
  • 失業率
  • 都市の大気汚染
  • 平均寿命

まず項目ごとに点数をつける。たとえば、殺人率が一番低い国は0点、一番高い国は100点。残りの国には相対的な点数がつけられる。そして、7項目の点数を合計し、7で割った値をストレス度とみなす。


そうやって得られた値が正しいストレス度を表すかどうかには疑問がある。この7項目がストレスを測る上での適正な尺度であるかどうか、また、この7項目に均等な重要度を与えるべきかどうか、異論があることだろう。

そもそも何をストレスと感じるかは、個人によって随分違う。ひとりの人にとって耐えられないストレスになることが、別の人には全然気にならないかもしれない。それどころが、俄然やる気を起こさせる「元気の元」になる可能性だってあり得る。

2017/09/07

誘拐犯に間違われリンチ殺人 群集心理の恐ろしさ

9月5日(火)の夕方。クワズルナタール州パインタウン(Pinetown)でのこと。ブキサ・ケレ(Bukisa Cele)さんは乗り合いタクシーのターミナルに、学校帰りの息子(11歳)を車で迎えに行った。会社の同僚であり、親友でもあるムルンギシ・ンクマロ(Mlungisi Nxumalo)さんも一緒だ。

息子が「お腹空いた」という。ブキサさんはムルンギシさんに息子の世話を頼み、おやつを買うため車から降りた。その途端、息子が泣き叫び始めた。精神に障害がある子供で、これまでもこんなことがよくあったという。

ところが、「誘拐だ!」という噂があっという間に群集に広まってしまう。怒り狂った群集は車の窓を割り、車を横倒しにし、ムルンギシさんに襲いかかった。一瞬車を離れただけのブキサさんの目の前で、信じられない光景が繰り広げられる。ムルンギシさんを殴る蹴るする群集を前にして、ブキサさんには手の出しようもない。

2017/07/10

各国で一番値段を知りたいものは? アメリカは「特許」、オーストラリアは「体外受精」、日本はなぜか「スイカ」

アメリカのFixr(フィクサー)社が面白い地図を作成している。「世界各国で、一番値段が気になるものはなにか」を表わした地図だ。



まともに調査したのでは、予算と時間がかかって仕方がない。もともと冗談半分のリサーチである。フィクサーではグーグルのオートコンプリート機能を利用することにした。

グーグル検索で言葉やフレーズを入力すると、勝手にいくつも予測が出て来る、アレである。

フィクサーが使ったフォーマットは「how much does a * cost in (country name)」。「(国名)で*はいくらするか」と入力すると、過去の同じような質問を基にして、*部分に予測が表示される。最初に出てきたのが、これまで一番多かった結果だろうということで、世界各国の国名を入力し、結果を地図にまとめた。

2017/05/21

赤ちゃんなら誰でも知っている? 科学的手法

赤ちゃんなら誰でも知っている科学的手法・・・って?


そうか、赤ちゃんがなにげなくやっていることは、実は科学的な実験の手法に則ったことだったんだ!?!

幼い頃の「科学精神」を忘れて凡庸な大人に育つか、優れた科学者になるか、それとも、6番のいじわる傾向だけ助長してしまうか・・・人それぞれでしょうね。

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✤この投稿は2014年4月9日付「ペンと絵筆のなせばなる日記」掲載記事を一部変更したものです。

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2017/01/21

人種差別と親切心 軽トラの荷台で檻に入った黒人女性の写真がソーシャルメディアで炎上

軽トラックの荷台に座る女性。檻の中にいるようだ。

Denise Rens/Oos-Kaap Plaaswerkers Opstand/Facebook (TimesLive)

東ケープ州クラドック(Cradock)近くで撮影されたこの写真を、農場労働者の団体が1月19日フェイスブックに投稿し、ソーシャルメディア上で大反響が起こった。日本では「炎上」というのだろうか。

「黒人女性を家畜のように檻に閉じ込め、トラックの荷台に載せて運ぶなんて、運転手はレイシスト(人種差別主義者)の白人に違いない」という思い込みから、南アフリカのフェイスブックやツイッターなどで怒りの投稿、コメントの嵐が吹き荒れたのだ。

2015/11/28

「ミスター・アグリー」 ジンバブエの醜男コンテストで新チャンピオン誕生

ジンバブエの醜男コンテスト「ミスター・アグリー」(Mr Ugly)で、新チャンピオンが誕生した。

11月20日、首都ハラレのシティー・スポーツ・バー(City Sports Bar)で開催された2015年度「ミスター・アグリー」コンテストで、優勝賞金500ドルを手にして大喜びしているのは、失業中のメイソン・セレ(Maison Sere)さん、42歳。歯が抜けた口と、縦横無尽のグロテスクな表情で、審査員の心をとらえた。

新チャンピオン、セレさん(eNCA

「優勝して嬉しい。接戦だったが、私のルックスのお蔭で優勝できた。前回は4位だった。優勝できたことを神様に感謝したい。チャンピオンに選んでくれた審査員の皆さんに感謝する」と記者会見で語った。

2015/09/30

ホモ・ナレディに会う

ホモ・ナレディ」(Homo Naledi)の実物が10月11日まで展示してあると聞いて、ユネスコ世界遺産「人類のユリカゴ」(The Cradle of Humanity)内にある「マロペン」(Maropeng)博物館へ行ってきた。我が家から車で1時間の距離にある。

南アフリカのこの辺り(Wikipedia


洞窟「ライジングスター」(Rising Star)内で、洞穴「ディナレディ」(Dinaledi)が見つかったのは2013年9月13日。同年11月から本格的な発掘調査が開始され、2014年3月に少なくとも15の個体に属する化石約1550個が発掘された。
発掘現場(Wikipedia

そして、2015年9月10日、ヴィッツ大学のリー・バーガー(Lee Berger)教授がジョハネスバーグで化石と新説の発表を行う。もしかしたら、人類の祖先の新種かもしれない、というのだ。名付けて「ホモ・ナレディ」。「ナレディ」とはソト語で「星」を意味する。

ホモ・ナレディはアウストラロピテクスとホモの両方の特徴を持っている。アウストラロピテクスに近いのは骨盤、肩、胸郭、親指以外の指、脳の大きさなど。ホモに似ているのは足、足首、椎骨、手首、親指、掌など。アウストラロピテスクスからホモへの移行途中の種なのだろうか。全般的な構造がホモに近いことから、バーガーらは「ホモ」属に分類することにした。

まだ年代が測定・推測されていないので、進化のどこに位置づけるのか難しいものの、「見つかった個体は死後、意図的にこの小さくて奥まった洞穴に運び込まれた」とバーガーたちは考える。初期の「埋葬」ではないか。つまり、ホモ・ナレディには「儀式」の概念があったというのだ。それが本当だとすると、「儀式」は「ホモ・サピエンス」や「ホモ・ネアンデルターレンシス」(ネアンタール人)から始まった、という通説がくつがえされる。

2015/05/01

ゼノフォビア殺人 被害者も加害者もどん底の生活

少なくとも7人が命を落とした今回のゼノフォビア(Xonophobia)騒動。7人目の被害者エマニュエル・シトレ(Emmanuel Sithole)さんと加害者4人の家族を『サンデータイムズ』(Sunday Times)紙が追った。浮かび上がったのは、出口の見えない状況でなんとか生き延びようとする必死の姿。

エマニュエルさんの故郷は南アフリカの隣国モザンビーク。ベイラ(Beira)から南西400キロに位置するンハチュンガ(Nhachunga)村だ。ゼノフォビア騒動を避けるため、故郷に戻る予定だった前日に殺されてしまったという。後に残されたのは、母親、若い妻2人、幼児3人。父親は去年亡くなった。

エマニュエルさんの妻、子供たち、母親(Times Live

エマニュエルさんが南アフリカにやって来たのは7年前。2008年のゼノフォビア騒動時は南アに留まった。昨年、路上で襲われ何週間も入院したが、やはり南アを去らなかった。半年に1回くらいしか国に戻らず、自分は質素な生活を守って、毎月欠かさず約1300ランド(1万3000円)の仕送りを続けた。

独身だったエマニュエルさんが28歳の時、寒村ンハチュンガを出て南アフリカにやってきたのは、仕事を見つけるため。家族に少しでも良い暮らしをさせ、結婚資金を貯めることが目的だった。伝統的な部族の結婚では、ロボラと呼ばれる結納金を花嫁の家族に払わなければならないのだ。

南アフリカに不法入国し、露天商としてコツコツお金を貯め、ロボラを払ってセリナ(Selina)さんと結婚。商売は繁盛し、昨年、2人目の妻イサベル(Isabel)さんを娶った。現在、セリナさんとの間に3歳の息子と1歳の娘、イサベルさんとの間に1歳の娘がいる。

エマニュエルさんの夢は、家族のためにレンガ作りの家を建てることだった。しかし、エマニュエルさんが亡くなったことで、レンガの家どころか、食料さえおぼつかない。

エマニュエルさんの母親によると、貧しいンハチュンガ村の生活は天候に左右される。今年は作物の出来が悪かった。お金がある家庭は、食料を買うことができる。家畜を持っている家は、牛を何頭か売って食費を調達できる。しかし、お金も家畜もなく、自分で植えた作物しか食べるものがない一家は飢え死にするしかない、という。

2015/04/06

大統領府までジョーク 今年のエイプリルフール

先週の水曜日のことだ。いつものように、朝7時から始まる太極拳のクラスに出かけたところ、医療健康関係のジャーナリスト、マリカが近寄って来た。

「お早う」もそこそこに、「あなた、ロニー・カスリルズ、知ってる?」

ロニー・カスリルズ(Wikipedia
ロニー・カスリルズ(Ronnie Kasrils)といえば、有名な反アパルトヘイト活動家。1938年11月15日生まれ。19世紀末、曽祖父母がラトビアとリトアニアから南アフリカに移民してきたユダヤ系だ。1960年に解放運動組織ANC(アフリカ民族会議)のメンバーになり、1962年マンデラと共にANCの軍事部門MK(ウムコントウェシズエ)を設立。1994年の第1回民主総選挙でANCが大勝した後、副国防相、水資源森林相、諜報相を歴任。

そのカスリルズが一体・・・?

彼ほど反ユダヤ的なユダヤ人はいないわ。

確かにロニー・カスリルズはイスラエル政府に批判的、パレスチナに同情的な態度を表明している。

ユダヤ系といっても色々だが、マリカはイスラエル政府信奉者。宗教的には温厚なのに、政治的には狂信的。イスラエル政府が彼女の宗教みたいなもの。パレスチナ問題に関しては「イスラエルが100%正しく、パレスチナが100%悪い」という、議論の余地のない意見を持つ。

「太極拳に来る途中、イスラエルのニュースを仕入れるため、毎朝カイFMを聞いてるんだけど・・・」

カイFMChai FM)はユダヤ系のコミュニティーラジオだ。

「今朝のトップニュースで、ロニー・カスリルズのカバー(カムフラージュ)がバレタ、って言うじゃない。」

???

本当はモサドのエージェントなんだって!

2015/03/28

子供の取り違え 先祖の意見は?

仮にXさんとしておく。子供のプライバシーを守るため、名前が公開されていないからだ。

Xさんは2013年に離婚した。元妻は息子の養育費を請求。かねてから似ていない息子に疑念を抱いていたのか、XさんはDNA検査を要求した。元妻の浮気を疑ったのだろう。

検査の結果はXさんの思った通り。息子として育てて来た少年はXさんの息子ではなかった。ところが、なんと、元妻も母親ではなかった

2015/03/07

子供1人のお値段25ドル アフリカの人身売買

今、日本で一番有名なイスラム過激派グループは、湯川遥菜さんと後藤健二さんを殺害した「イスラム国」(Islamic State)だろう。

アフリカに根を張るイスラム過激派グループもある。 2008年10月、レイプされたことを届けようとした13歳の少女を「姦通罪」で処刑したソマリランドの「アルシャバーブ」(al-Shabaab)や、2014年4月、276人もの女子生徒を学校から拉致したナイジェリアの「ボコハラム」(Boko Haram)を耳にしたことがある人もいるかもしれない。

これらのグループのせいで命を落とした人、家を失った人は数知れない。

イスラム過激派をはじめとするテロリストグループは、様々な手段を使って資金を調達している。誘拐による身代金、強盗、共鳴者からの寄付。。。イスラム国家は石油や古代遺物を販売しているし、ボコハラムは麻薬の密輸に関わっている。アルシャバーブは年間数万頭のゾウを殺して、象牙を売っているといわれる。

人身売買」(human trafficking)もテロ集団の貴重な収入源だ。

モニーク・エムサー
フリーステート大学のリサーチャー、モニーク・エムサー(Monique Emser)によると、近年テロリズムと人身売買の相関関係が強くなっている

マリ、中央アフリカ共和国、ソマリア、中東などの紛争地帯では、少年たちが兵隊として使われる。ユニセフによると、南スーダンでは2000人、中央アフリカ共和国では1万人、コンゴ共和国では4200人の少年兵が戦っているという。ウガンダの「神の抵抗軍」(Lord Resistance's Army)は3万8000人もの少年兵を「リクルート」した。

では、少女たちは? 性的奴隷や妻にされるのだ。

自力で村から子供たちを拉致するグループもあれば、既に誘拐された子供たちを購入するグループもある。アフリカの子供の値段は1人25米ドル程度。アフリカ大陸で兵隊、労働者、性的奴隷として使われいる子供たちは12万人と推定されている。そして、全世界では30万人!

2015/02/12

国の惨め度と国民の幸せ度

人の幸せなんて、主観的なものだ。貧困にあえぎ、明日の食事されおぼつかない人は「お金さえあれば・・・」と切望するかもしれない。寄って来る人はすべて金目当てと思い込み、孤独をかみしめる超大金持ちは「お金さえなければ・・・」と嘆くかもしれない。肥満に悩む人は痩せることを夢見るかもしれないし、超痩せの男性は「もっと筋肉があれば」と鏡を見る度に溜息をつくかもしれない。

南アフリカは世界有数の惨めな国だという。アメリカのケイトー研究所(Cato Institute)が2015年1月に発表した、2014年度の「世界悲惨指標」(World Misery Index)で10位という不名誉なランキングを獲得した。

リストを作成したのはジョン・ホプキンス大学のスティーブ・ハンク(Steve Hanke)教授。「どの国も、低いインフレ率、低い失業率、低い貸出金利、そして1人当たりのGDPを増やすことを目指している」から、この4つを使って各国の惨め度を計算したという。

計算式は「(失業率)+(貸出利子) +(インフレ率)-(国民一人当たりの実質GDPの変動率)」。この4種類のデータを公表している国だけが対象になるため、2013年度は89か国、2014年度は108か国のランキングとなっている。

2014/08/10

嘘の代償 政治家の学歴詐称とデザイナーの盗作

嘘をつくにはエネルギーがいると思う。ひとつ嘘をつけば、辻褄をあわせるために嘘が嘘を呼ぶ。そのひとつひとつを覚えて取り繕うなんて器用なこと、とても私にはできない。面倒だし疲れ果ててしまいそうだ。正直が一番、気楽で良い。

勿論、「嘘も方便」ということもある。更に、友人の心を傷つけないために、必ずしも本当のことを言わないこともあるだろう。「最近太ったね~」とか「その服、全然似合わない」とか、よっぽど親しい友人でも普通言わない。皆が皆、本音しか口にしない社会はぎくしゃくして大変そうだ。

日常的な罪のない可愛いプチ嘘ではなく、法律に触れる大きな嘘を平気でつく人もいる。詐欺、脱税、政治家・・・。

政務調査費で妻と一緒に熊本県の「天草キリシタン館」を訪れた兵庫県の加茂忍県会議員(自民党)が偶然にも400万人目の来場者となり、記念品をもらったりする姿が報道されたために、税金の悪用が発覚したそうだが、まさかバレるとは思わなかったんだろうな。本人にしては、ほんの「デキゴゴロ」かもしれない。他の県議も日常的にやっていることかもしれない。加茂県議の政治生命はこれで絶たれるのだろうか。刑務所に送られる可能性はあるのだろうか。それとも「ゴメンナサイ」で済んでしまうことなのだろうか。

真実を探すブログ

ともあれ、デキゴコロであろうとなかろうと、嘘をつく時はバレた時の代償を十分考える必要がある。

2014/07/28

「ブラック・イズ・ビューティフル」に囚われる必要はない ナイジェリアの女性ジャーナリスト

ケニアのモデルで社交界の花、ヴェラ・シディカ(Vela Sidika)が先月、「大金を注ぎ込んで肌を漂白した」と認めた時、サハラ以南アフリカのソーシャルメディアで大論争が起こった。その多くは批判という。

ヴェラ・シディカがインスタグラムにアップした写真。漂泊の前と後。(blAck americaweb.com

これに対し、ナイジェリア人のジャーナリスト、写真家、弁護士であるセデ・アロンゲ(Sede Alonge)が英『デイリー・テレグラフ』紙に反論を投稿した。もっともな意見だと思うので、以下、要旨を紹介する。

* * * * * * *

私が住むナイジェリアでは、何百万人もの女性たちがコウジ酸配合の石鹸や、ヒドロキノン (hydroquinone) によりメラニン色素形成を抑えて白く見せる「フェードクリーム」(fade cream)や、ヤギの乳配合のシャワージェルなど、美白効果があるといわれる製品をこぞって使っている。中には、肌に直接、漂白効果のある薬品を注射する者もいる。

ところが、シディカが「私は自分の外見に誇りを持っている。アフリカ社会は偽善的」と正直に述べたところ、自分が属する人種に対する裏切りとか、白人コンプレックスの表れだとか、大きな非難を浴びてしまった。