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2017/08/14

暴力社会の「ウーバー」 乗客も運転手も犯罪の被害者

世界70カ国の450都市以上で展開している「ウーバー」(Uber)。日本では、2014年8月より東京都内全域でタクシーの配車サービスを開始したものの、「自家用車による運送サービスは白タク行為に当たる」という国土交通省の判断により、2015年3月に業務を中止している。

一般人が自分の空き時間と自家用車を使って他人を運ぶ仕組みだが、南アフリカの都市、特に流しのタクシーがほぼないジョハネスバーグでは好評である。スマホのアプリを使って予約を入れると、ウーバーが顧客の近くにいる登録運転手に連絡する(各車両の位置はGPSで把握している)。顧客のスマホには、運転手の名前、車の種類と登録ナンバーが送られる。支払いはクレジットカードで後払いできるから、手持ちの現金がなくても平気だ。財布を忘れても、スマホさえあれば良いのだ。

ウーバーが大好きな友人・知人も結構いる。しかし、私は利用していない。大きな理由は、携帯電話でデータ通信をしていないこと。ケータイはショートメッセージと緊急電話以外には使わないことにしている。

もうひとつの理由は、友人のお姉さんが犯罪の被害に遭ったこと。

2017/03/04

フォードクーガ 約50台が炎上したのに、お粗末な対応

フォードクーガ」(Ford Kuga)を日本語でグーグルしてみた。「低燃費なのにパワフル!」「走破性能や疲労度の少ないシートなど、高い実用性」「俊敏な走りは大きな魅力」・・・。

いいことばかりだなあ。南アフリカでは売れない車なのに。なにしろ、2015年以来、南アフリカ、スワジランド、ボツワナの3か国で、約50台もが走行中にいきなり火を噴いてしまっているのだ。今では「フォードクーガ」という名前だけで新車、中古車とも買い手がつかない。

炎上するクーガ(BBC News

2015年9月のある日、ショーン・トンプソン(Sean Thompson)さんは愛車のクーガを車庫に入れた。その夜、トンプソンさんにトラッキング会社から電話がある。トンプソンさんの車のバッテリーが上がりかけているから様子を見た方が良いという。エンジンを切ったはずなのに・・・。怪訝に思って車庫に行くと、なんと!車が燃えていた。そして、ドアが開かない!

翌日、クーガをフォードに持って行く。フォードは「前回の定期整備を行ったのはうちじゃない」と責任を取ることを拒否。保険会社も「フォードの整備がいい加減」と支払いを拒否。トンプソンさんは修理に約30万円払うはめになる。

整備工曰く、「エンジンが切ってあるのに、電気系統がまだ動いている」。トンプソンさんは直ちにフォードにメールで連絡。「誰かが死ぬことになるかもしれない」から、「他のオーナーに警告しクーガの電気系統をチェックした方がよい」と勧める。フォードから返事はなかった。

2014/04/03

エイプリルフールの新聞記事にご注意!

4月1日に新聞を読む時は注意が必要だ。そう、「エイプリルフールズデー」(April Fools' Day)。日本語では「万愚節」とか「4月ばかの日」とか訳すらしい。この日のいたずらや、いたずらに担がれた人を「エイプリルフール」(April Fool)という。

日本の新聞は真面目そうだから、嘘の記事など出さないかもしれないが、どうなんだろう。出したら、本気にした人から苦情が殺到しそうだ。

台湾と香港では、『ニュー・メディア』(New Media)紙が今年「台湾で初めて出産した人気パンダが寄生虫のため重病になり、安楽死させられるかもしれない」というエイプリフール記事を掲載したところ、大騒ぎになり、台北市長にお叱りを受けたとか。

南アフリカは欧米の伝統(?)を踏んで、もっともらしい、でっち上げ記事が新聞に掲載される。過去にも「売春が合法になった」とか「大麻が合法になった」とかいう記事が4月1日の紙面を飾った。どんな突飛なことでも実際にあり得る国だから、よっぽど注意しないと騙されてしまう。

2014/01/31

投票用紙から新鮮な人間の目玉まで DHLのアフリカ宅配便

DHLといえば、世界最大の国際輸送物流会社。元々、アメリカ本土とハワイ間の宅配便から始まり、現在はドイツポスト(Deutsche Post)の傘下。本社ボン。(ドイツポストはドイツの郵便局が民営化したものらしい。)世界220以上の国・領土をカバー。従業員28万5千人。

毎日、全世界で200万個もの荷物を届けるというから、中には当然変わった配達品もある。2013年には9頭のゴリラの大陸間輸送とか、ラグビーワールドカップのトロフィーなどを手掛けたという。

では、アフリカでは2013年、どんな変わった荷物を配達したのだろう?

DHLでサハラ以南アフリカ地域のマーケティング部門を率いるスメシュ・ラハヴェンドラ(Smesh Rahavendra)氏によると、投票用紙や大統領文書などの配達があった。また、変わった食べ物の輸送依頼が年々増えている。

2012/07/30

あなたは死んでいます!?! 運転免許更新に行ってビックリ

ロナルド・バーソロミュー(Ronald Bartholomew)さんは、運転免許の更新に行って腰を抜かした。「あなたは一年前に死亡しているから、免許更新は出来ません」と言われたのだ。80歳という高齢だが、まだピンピンしている。

ロナルドさんの運転免許は7月24日に失効した。それでも、運転を続けるという。しかし、警察に尋問されることを恐れて、高速道路や長距離運転は避けるつもりだ。

「だって、死人が運転してるなんて、どうやって説明したらいいんだ?

運転免許を更新するには、まず、内務省へ行って、死んでいないことを証明する必要がある。手続きに2か月もかかる上、料金約700円。

「私が犯した過ちではないのに、料金を払わなければならないとは!」 ロナルドさんは絶句する。

私の知り合いの中には、運転免許証に記載された生年月日が父親のものになっていた若者や、性別が「男性」になっていた女性がいるが、いずれも運転免許を発行する役所の事務的な手違い。

内務省の記録で死んでいるとなると、誰かが「死亡届」を出したのだろう。南アフリカの永住権や国籍を取得するために、外国人が内務省の職員にワイロを払って、南ア人と法律上、密かに結婚してしまうというのが一時よくあった。知らない間にナイジェリア人が夫になっていた、という女性に会ったことがある。今回のように死亡扱いにされたというのは、保険金目当ての犯罪絡みか?

ランドバーグ運転試験場のマネージャー、チャールズ・ファンデルヒアヴァール(Charles van der Heever)さんは否定する。老人が運転するのを心配して、家族が死亡届を出すことがタマにあるそうだ。ロナルドさんの場合も、家族の仕業だったことが調べでわかったという。

確かに80歳の老人が運転して事故に遭ったり、事故を起こしたりするのを家族が心配するのは理解できる。本人はしっかりしていると思っても、ハタからみると危なっかしいこともあるだろう。しかし、死亡届を出すとは余りにも過激・・・。

ある一定の年齢になったら、ちゃんと運転できることを証明するためにテストを受けさせるよう法律で定めるなど、他に手段がありそうなものだが。。。

大体、生きている人間の死亡届を出すのは、法律に触れないのだろうか。家族の愛情から生まれた行為でも、ロナルドさんの人権を無視してはいないだろうか。


(参考資料:2012年7月27日付「Northcliff Melville Times」)

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2012/06/24

車椅子でスピード違反!?!

ジョハネスバーグ在住のマリエット・ハネコム(Mariette Hanekom)さんの携帯電話に、市警察からメッセージが届いた。スピード違反の罰金500ランド(約5000円)の支払い催促だ。違反日は2009年3月21日という。

「スピード違反なんて、とんでもない!」とまず憤慨。一瞬置いて、車も運転免許証も持っていないことを思い出し、大笑い。

マリエットさんが「運転」するのは・・・。


そう、電動車椅子

膝を痛めて以来、歩くことも不自由なのだ。

近所に出歩くときは、この電動車椅子で歩道を走る。最高時速22キロ

とんだ笑い話だが、笑ってばかりもいられない。

マリエットさんがスピード違反の罰金を科せられたのは、誰かがマリエットさんの名前を騙(かた)って、自動車を登録したから、と警察では見ている。つまり、個人情報を盗まれてしまったのだ。

盗まれた個人情報が更に悪用されて、身分証明書とか、パスポートとか、クレジットカードなどが勝手に作られてしまう危険だってある。知らぬは本人ばかりなり。

(参考資料:2012年6月22日付『Northcliff Melville Times』)

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