2013/10/31

「子供を産むなら今のうち。」 5年後に深刻な専門医不足

「子供を産むなら今のうち。5年後には婦人科医がいなくなる。」

こんな警告を発するのは、「南ア開業医フォーラム」(SA Private Practitioners' Forum)のCEO、クリス・アーチャー(Chris Archer)医師。10月29日ケープタウンで開催された、「南ア病院協会」(Hospital Association of SA)の年次総会での発言だ。他にも参加者から、専門医不足を懸念する声が相次いだ。

不足が特に懸念されているのは、婦人科医、麻酔医、外科医、泌尿器科医、神経外科医、心臓専門医、腫瘍専門医、放射線医、集中治療専門家など。

2013/10/25

ボツワナでライオンを追う(2) 「殺しのマシーン」たちの、人目欺くノンビリ姿

前回、紹介したライオン4姉妹。その後、撮影隊の目の前で「殺しのマシーン」ぶりを次々と披露したらしい。
ボツワナでライオンを追う(1) ライオンに脅かされる日々
 ボツワナの雨季は11月初頭頃から2月末頃まで。次の雨季が始まる直前の9月、10月は、一年で一番乾燥する時期だ。

カラカラの大地



雨季には、川のない森の中にも、あちらこちらに水たまりが出来る。ところが乾季には、水たまりは干上がる。動物たちは水を飲むために、川に向かう。

左下にバッファローの死体。襲われて殺されたのではなさそう。餓死?病死?

川幅は2月よりずっと狭い。チョベ川はボツワナとナミビアの国境となっているが、ナミビア側の岸がすぐ近くまで迫る。

2013/10/09

ボツワナでライオンを追う(1) ライオンに脅される日々

今年の2月、ボツワナで一か月バッファローを追ったが、今回はライオン。

究極の目標は、ライオンとバッファローの格闘を撮影すること。場所はボツワナのチョベ。前回、やっとみつけたバッファローを撮影したところだ。
ボツワナでバッファローを追う(1) 第一の難関
ボツワナでバッファローを追う(2) 第二の難関
ボツワナでバッファローを追う(3) ツノの生え方、群れの種類
ボツワナでバッファローを追う(4) 夕暮れ時の動物たち
2月は雨期。増水した川はまるで湖のようだった。森林は厚く生い茂り、うっそうとしていた。それが、今回は・・・。


乾季の真っ只中! 

川も随分小ぶりになった。雨季に水につかっていた部分が姿を現し、動物たちに食料となる草を提供している。一方、木の葉に頼る動物たちにとっては、とても辛い季節だ。

2013/10/03

老後を過ごすならスウェーデン! 南アフリカは65位

10月1日、第1回「グローバル・エイジ・ウォッチ・インデックス」(Global Age Watch Index)が発表された。4つの分野で、91か国の65歳が置かれた状況を比較したものだ。「世界老齢指標」とでも言おうか。

4つの分野とは、

収入保障(Income Security)…老人の基本的なニーズを満たすため、自分の自由になる十分な収入があるかどうか。
健康状態(Health Status)…年を取ると体が弱くなり、病気や障害が出やすくなる。
雇用と教育(Employment and Education)
自立を可能にする環境(Enabling Environment)…老人は独立した生活を送る自由を求める。

そして、それぞれがまたいくつかのカテゴリーに分かれている。