2010/05/21

200ランドの偽札にご注意

「200ランド紙幣はお断りします。」 最近そんな張り紙を店で見かけるようになった。偽札が多いせいだという。

1994年、南ア紙幣の顔が変わった。アフリカーナーにとっての「建国の父」で17世紀のオランダ人、ヤン・ファンリーベックから、アフリカらしい「ビッグ5」になったのだ。「ビッグ」といっても大きさではなく、「射止めるのが難しい5動物」を指すハンター用語が語源。10ランドがサイ、20ランドがゾウ、50ランドがライオン、100ランドがバッファロー、200ランドがヒョウである。

2005年、準備銀行はセキュリティを強化した新紙幣を発行。比べてみると確かに違う。しかし、色とモチーフは1994年版と同じだし、両方とも正式の紙幣だから、普通の人はいちいちそこまで気をつけない。

100ランド、200ランドの偽札は以前から問題視されていた。それがこのところ、200ランド偽造紙幣が以前にも増して大量流通。W杯期間中の混乱が心配されるようになった。

そこで準備銀行は、1994年から2005年に発行された古いシリーズの200ランドの回収を決定。531日までなら、どこの銀行でも新しいシリーズに交換してくれる。61日以降は、準備銀行まで持って行かなければならない。準備銀行が遠い田舎では不評だ。混乱が収まるまで取りあえず、新しいのも古いのも、200ランド紙幣は受けつけない小売店が増えている。

日本でランドを用意してW杯観戦に臨む予定の皆さん、200ランド紙幣は持って来ない方がいいですよ。色々面倒です。

 (本物の見分け方を指南する準備銀行のポスター)

0 件のコメント:

コメントを投稿